ケータイ小説 野いちご

絶対に痩せられるダイエット

ダイエット開始

なよ子が地獄に落ちた
次の日。


暖かい日差しがさんさんと
降り注ぐ午後。


なよ子はなぜか
ショッピングモールで


立ち尽くしていた。


なよ子の周りは
幸せそうな買い物客であふれている。


楽しそうなカップル。


フードコートでたこ焼きを
ほおばるお年寄り。


やんちゃな子供たちが
走り回って遊んでいる姿が見える。




しかしなよ子一人だけは
灰色の世界にいるようだ。


髪の毛はぼさぼさ。
死んだ魚のような目。


かすかに震えている
紫色の唇。

そしてもちろん
首には黒い首輪ががっちりと


装着されている。



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