ふぁー。
おはよう、私(わたくし)。

掛けていたブランケットから抜け出して、ゆっくり伸びをした。

私は、彩姫。
高貴であれば良いものよ。

ホホホホホ。
私は多重人格?
んなわけ、無いでしょう?

私は、1人。
この人格こそが、私よ!

あらやだ。
私の髪が切られているわ。