えぇぇぇぇ!!?

俺が誘おうと思ったのに逆に誘われてしまった。

「はい、空いていますが…」

俺の答えに、彼女はにっこり笑って

『じゃ、付き合ってくれるかな?何だか今日は飲みたいんだ…』

そうだよな…

あんなことがあったんだから…

「いいですよ。明日は休みだし、とことんお付き合いしますよ。」





それから数時間後、

俺は浅倉先生の部屋にいた。

仕事が終わってから、この間助けてもらったお礼を兼ねて、

急いで予約したフレンチのレストランで食事をし、

その後、彼女の行きつけのお店を何軒かハシゴして、

とにかく良く飲んだ

本当に飲みまくった…

「先生、大丈夫ですか?」

この先生飲むペースが速すぎる…

合わせたら俺が潰れる…。

『成瀬さん、仕事以外で先生はやめましょ。お酒がまずくなる…

あと、敬語もなし!

たぶん、私の方が年下だと思うから。』