私が一人座っていると足音がしてサキが入ってきた。

「あっ。ユキちゃんまだ残ってたんやなー。」
そう言いった。

そのまんま私の前に座っていてしばらくの間沈黙が続いていた。

「サキはなにしにもどってきたん?」
沈黙を破る目的で言葉を発した。
正直なところ別に興味はなかった。

「んー。なんとなく不安で落ち着かなく」