美幸目線


姫は私を探しに来てくれて帰ろうとした時

バタッ

姫が倒れた

おでこに手を当ててみるととても熱かった

どうしよう!誰か!


「おい!誰かいるか!」


ハッ!

「優?」

「その声美幸か!?」

「助けて!姫が!」

優は慌てて姫を抱き上げホテルに走った

私も後からついていく


ホテルのロビーに着くとみんながいた

うっ気まずい

「みゆきちゃん!心配したんだよぉ!」

えっ

「、、、心配させるな」

「俺心配して死ぬかと思ったぜ!」

「新しい恋を見つければいい」

「このポスターあげるから元気出せ!」


みんなが元気ずけてくれた
私何で仲間に相談しなかったんだろう。私を心配としてくれる人がいることに気づかなかったんだろう

「ありがとう」

「俺もお前が元気ないと調子狂うから元気出せ」


優…

嬉しい。何この気持ち?前からあったけど夏樹さんとは違う優しさ。でも私はこっちの優の優しさの方がホッとする

「優もありがとう」

「ところで姫ちゃんは?」

爽他さんが心配そうに聞いてきた

あっ!そうだった

「姫高熱を出して倒れちゃって」

「えっ!」



この後はみんながあたふたして女子は着替えをしたりして

男子は医者を呼びに係りの人に言いに行った


姫は辛そうにしていた

早く元気になってね姫