それから終業式を迎えた

美幸は無事に補修組突破

今は体育館で校長先生の話を聞いている

それにしても暑いわね

暑い溶けそうよ

はぁー

なんだかぼーっとするわね

「姫〜?大丈夫?顔赤いよ?校長先生の話終わったよー」

ハッぼーっとしてて何も聞いていなかったわごめんなさい校長先生

『えぇいきましょ』

サッ

んークラクラするわ

「ちょっ!姫大丈夫!?熱かな?」

『熱はないと思うわ』

「いやいや!汗びっしょりじゃないじゃない!」

『大丈夫よ』

「大丈夫じゃないじゃないよ!保健室いこ!」

『大袈裟よ』

美幸は心配性ね

「1日のお願いよ!ねっ!」

本当に大袈裟ね

「無理矢理でも連れて行くからね!」

グイグイと私の腕を必死で引っ張る美幸

『わかったわ行くわ』

「わかってくれたんだね!さぁ!急ご!」

『えぇ』

はぁー暑いわ

こんな事なら保冷剤を持ってこればよかったわ

「着いたよ姫」

コンコン

「失礼します姫がなんだか体調が悪いみたいで」

「あら?それじゃあこっちに来てもらってもいい?」

フゥ〜冷房が効いていて涼しいわ

『えぇ』

「今日はお水を飲んだ?」

水?そういえば今日は忙しくて飲んでないわね

『いいえ』

「熱中症ね。今日は家でゆっくり冷やしなさい。はいこれ保冷剤首に当てて。私は家の人に連絡してくるわね」

『えぇ』

そう言って先生は部屋を出た