桜舞い散る中に降り注ぐ春の陽射し




どんっとぶつかって前を向くと


見上げなければいけないほど大きい男子



なにか始まりそうな展開




けれども始まったのは




「……わりぃ。ちっちゃ過ぎて見えなかった」

「……は?」





そんな甘酸っぱいものじゃありませんでした