輝side

僕は海さんが中学2年生の時からずっと海さんの護衛をしている。

元々は若頭である、蓮さんの護衛をする予定だった。

でも自分で海さんの護衛をさせてくれと、お爺様信之様に頼んだ。

初めて海さんと会った時、僕は鳥肌がたった。

海さんの目は全く光を写していなかった。
絶望の、何もかもを忘れてしまったような目だ。