第4話

私の初恋の行方


理恵は、はぁ、視線が痛いし、私の初恋の行方は絶賛迷子中だよと、タメ息をついて、落ち着かない。
紫織は、コーヒーを飲みはながら、理恵タメ息つくと幸せ逃げるよ、あぁ私も彼氏が欲しいなぁ、理恵みたいに誰かから気に入ってもらいたいわよ、店内は、クラシックが流れ、落ち着いた雰囲気を感じさせる。
理恵は、昼休みは必ずこのカフェにくる、
この落ち着いた雰囲気が、唯一解放される時間と場所なのだ。
理恵は、春樹さんはイケメンだし、やさしいから、絶対彼女いるよ、私なんか一緒にいて恥ずかしくないのかな、でも彼氏欲しいなぁ、彼女達の所に、何だ、また来たの?飽きもせずよっぽど気に入ったんだね、そんな理恵さんに溺愛してるし、彼女はあんた1人だよ、とさりげなく春樹は、告白した。
理恵は、え?え?えぇ⁉今なんと言った?、彼女になった?私、彼氏出来た⁉今なんて言った?、私なんか出来ないと思ったのに・・・・・・ヤバい、私混乱して、顔色絶対赤い、告白された?
店内で、みんなの前で、もうふにゃふにゃがとまんない、私の初恋の行方こんな形で、あぁ紫織どうしよう?
紫織は、ハイハイおめでとう、良かったね彼氏が出来て、結婚式呼んでね、じゃあ後でね、末永くお幸せにね、私も彼氏作ろっと、理恵に負けないぐらいの彼氏・・・・は、無理かなぁ、まぁ良いわ、今度赤飯炊いて来るわ、じゃあオフィスにばらまいてきてあげるから、なんて言わないわよ、じゃあオフィスに戻るねぇ、後でね、紫織は、彼氏出来たお祝いに、払っておいてあげる、 と言い残して、オフィスに戻って行った、じゃあ、そういう事だから、理恵よろしくね、と言って、キスをした。
理恵は、え?いきなり呼びすて?そしてキス?私今幸せ絶頂期かも?じゃあ私は、春樹君にしよう、春樹は、彼女なんだから、呼びすてでしょ理恵は可愛いなぁ、理恵は、紅茶をすすって、ハイハイ、春樹早く仕事に戻んなさい、そう言って理恵は席をたった、オフィスに戻る途中で、あぁ彼氏かぁ、まさか本当にできるなんてなぁ、えへへ、もうふにゃふにゃとまんない、そう言って理恵は ご機嫌な様子でオフィスに戻った。


エピローグ

私の初恋は、カフェ店員

二人は、交際を初めて家庭をもっている俺と付き合い初めて、分かったけど理恵は、恋愛未経験のお嬢様だったんだな、と春樹が言うと、理恵は、初心者どうしなんだから、気にしないでと、答えた。
まさか私の初恋の相手が、会社のカフェの店員とは驚きよと捕捉した。
こうして、二人は、幸せになり変わらない日常を送っている。
こうして、理恵の初恋は、スタートした。