ケータイ小説 野いちご

私達の夫は極道

第1章如月組
南さん

岳side

「親父、幹部がなぜ、南さんをドンと呼ぶんだ?」

「あぁ、それはな・・・」

親父に教えて貰った。

「南は如月の先代夫婦の側近だった。どういうわけか、南さんも2人を庇いきれず亡くなった。

その時に当時、若頭だったあいつはまだまだと周りが判断し、少しの間だが、南さんを組長代理に据えた。

あいつを頭にするため、南さんが手助けしていった。

そして元々風流会の幹部だったのは、如月組。

だが、先代の死で、南さんが柴田の先代に幹部の座を譲ったんだ。

『うちの若が頭に着くまで』と言ってな。

だが、若は『俺はこのままでいい』とそのまま、幹部は柴田組が引き継がれてきた。」

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