俺は波瑠妃が出て行った玄関の方をずっと見ていた。

まさかとは思っていたけど、なぁ?

マ「どうしたのかしら?あの子があんなに感情を表に出すのは初めてね」

パ「なんで食べないんだろうな」

親父、、、。それは


悠「親父、波瑠妃は食べないんじゃなくて食べれないんじゃねぇの?」

パ「どう言うことだ?」

前にもあったんだよ。

悠「前にもあったんだ。こんなことが」

マ「あったの?いつ?」

悠「俺らは仕事で、なかなか帰れねぇだろ?でも波瑠は芸能人じゃねぇからいつも帰って待ってたんだ。あいつはピアニストとして今までずっと頑張ってきたの知ってるか?」