「これより、審判を下す。

彼女は、体内に宿していた悪魔によって操られ、敵となった。が、その呪縛を解き結果、悪魔敗北に導いた。

功績により、酌量の余地を認める多数決では4/5以上だった。

規定は3/5以上必要とのこと。

これにより、この議題可決され、当初の通り、ヴィーナス王国第一王女の座を彼女に還すこととする。」



ソラがそういう横で、当人は立っていた。