次の日。


その日の帰り道。


「相変わらず伶斗は、もぉ~」


明るめの声で伶斗と呼ぶ女の子の声。


思わず振り返れば伶斗と...だれ?


「かわいそうだよー、いくらなんでも」


「いや、だってさ...」


「何よ何よ、もしかして男の事情とか!?」


2人で何やら楽しそうに喋ってて。


会話からして、2人は付き合ってはなさそうだけど、女の人は大人っぽくて、キレイ。


それだけで私は見ていられなくなった。


嫉妬しちゃった。