翌日の朝。


早く起きた。


まだ空はオレンジが残っている。


ぼんやりと窓を見つめる。


どこか心は上の空で、体がだるい。


それからどこかに意識は飛んで...。


気が付いて時計を見れば、朝の10時だった。


学校始まっちゃってる。


慌ててリビングへ行こうと思ったけど、足元がふらつく。


そこへお母さんが部屋に入ってきた。


「起きたのね。熱39.5℃もあったから休むって連絡しておいたわ。ゆっくり休むのよ?」


そっかそれでぼーっとしてしまったり、早く起きちゃったりしたんだ。