朝、昴が病院に着く時間を逆算して私は起き朝食の準備をしてた。

ここから昴の病院まで車で15分くらい。


8時半に病院へ着けばOKなのを知ってた私は6時頃に起き久し振りにお弁当を造る事にした。


勿論!晧覬の分も忘れずにね!


朝食はご飯とお味噌汁、出汁巻きに納豆そしてお漬物に鮭を焼いた。

朝から食べれるか?

解らないけど…



お弁当のおかずも鮭を焼き出汁巻き玉子唐揚げにウィンナーホウレン草のごま和えをお弁当に詰め晧覬と昴そして琉偉や隼人、剛志の分までお弁当箱に詰めてしまった。

癖と言うのは本当に怖いもので…

気付けば全員のお弁当を造りそれでもまだおかずが余ってしまってた…



仕方が無いので私達のお昼ご飯にする事にしてラップを張り冷蔵庫に入れた。




昴が7時過ぎに起きて来た。



「朝から凄く美味しそうな匂いがしたから目が覚めたよ!」


そう言って昴は挨拶をしながら起きて来た。


私もおはよう!と挨拶を交わしそして朝ご飯をテーブルに出す。



「晧覬は?まだ起きて来ないの?」


そう聞く昴に私はまだ起きて来ないから先に食べちゃっていいよ!と昴に言うと



『誰が寝てるって言うの?』


晧覬が珍しく起きて来てた。