水曜日
あたしは久々実家に帰ったのだ。


「あんたね~
たまには顔を見せなさいよ!忘れちゃうでしょ」


いつも何事にも大袈裟な母


「だってさ~
休みの日ってボーとしてたいのよ」


「そんなんだから彼氏も出来ないのよ!
隣のみっちゃんは先週結納だったらしいわよ
いいわねぇ~」


みっちゃんは2つ年上
よくあたしを妹のように可愛がってくれた。


「へぇ~みっちゃんも人妻かぁ
うん?母さん?あたしが彼氏が居ないと
決めつけないでよね」


「どういう事よ」



「あたしだってぇ~彼氏・・・
くらい・・・居ます・・・けど~?」