【 劇 】



如月の雪


戯言と戯れで

私は産まれた




夜 耳を塞いで
朝 眼を逸らす


何故
その手は私を
撫でるのでしょう...




私の創造権を握りしめ

左手で握るように撫でる

怖いくらいに愛しい

親の影