ケータイ小説 野いちご

Cocoa -ここあ-

「恋々愛ちゃん、ゆーちゃんにだけチョー笑顔じゃん!」

目の前にはほっぺを膨らませた林山くん。

だって、優梨さんは女の人で……。

「ご、ごめんなさい……」

不本意ながらペコッと頭を下げた。

「恋々愛ちゃん、謝んなくていいよ。凛音のことはほっといていいから」

林山くんはさらにほっぺを膨らませて葉森くんの方を睨みつけた。

ほんとに仲いいな……。

そんなやり取りを見て、みんな笑顔になって広間がふわっとした和やかムードに包まれた。

だけどその時──────────

ーガチャ。

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