ケータイ小説 野いちご

HEAVEN of JOKERS

Episode 3










私がここにきてから、早1週間が過ぎた。





相変わらず伊織さんには睨まれてるし、千哉は謎に周りを威嚇してるし、真白くんは何を考えているのかわからない。




彼らのことでわかるのは、ほとんどない。


歳は毎日学校に行っているところを見ると、高校生のようだ。





あと、




彼らはほぼ間違いなく、『暴走族』だろう。



彼らからきいたわけでもない。

噂で耳にしたわけでもない。




ただ雰囲気と彼らの構成的に、暴走族なんだろうなぁと勝手に結論付けた。



なんという暴走族かなんてきいてない。


きいてもわからないから、きいたところでだからなに。という感じになる。





私は、必要最低限のことしか知らない方が身のためなのだ。

これは、裏社会に少し足を突っ込んだこの界隈では心に留めておくべきである。





知るは身を滅ぼす、と。








そんな暴走族であろう彼らの中でも、一番偉いのがおそらく千哉。その次が伊織。そして真白。





真白はまだ15歳だって言ってたけど、一応高校生ではあるみたい。

……ということは同い年か。





この暴走族の幹部は3人でできているらしく、一般的な人数が4~5人とされているから少な目の構成ではあるみたい。




……そう。


幹部が少人数なスタイルは、翔平さんたちと……、雷神連合の組閣方法と変わらない。




この事実に気づいたときは、背中に冷や汗が伝った。この、千哉たちの族が、彼らの傘下である可能性があったのだ。



今もその可能性が捨てきれたわけではないけれど、傘下だったらだったらで、私には行く場所がない。















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