ケータイ小説 野いちご

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晴れ渡る空の下で、君のために風となる。

Second Letter
【いつか君にも】

冬休みが明けて、靴箱ポストはリョータに手紙を届けてくれた。

それから数日。


「えー、今日は花山先生がお休みなので俺がこのクラスの担任でーす」


聞き慣れたチャイムが鳴ったのと同時に教室に入ってきたのは、これまた見慣れた出席簿を持ったサトタツだった。

思いがけないサトタツの登場に、教室がざわつく。


「なんでサトタツ? 花ちゃんは?」

「体調崩されたそうでなー。で、俺が代担で来たってわけ」


花ちゃん──もとい花山先生、大丈夫かな。休むなんてよっぽど体調悪いんじゃ……。


教室内に、花山先生の体調を心配する声があちこちから上がる。

その裏側に、ちょーっとだけ見え隠れする歓喜の空気。

さすがサトタツ、人気者だなぁ……。

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