「ここ、どこだろう?」
「あ、起きた?」
「私、ついてきたんだね」大和の部屋の臭い
ベットは乱れてない。昨日、講義をさぼってフラフラしてたら、偶然会ったんだった。
「酒、弱いんじゃん」
「随分、飲んだ?」
大和は答えず、並んで座った。
「俺にしない?」
失恋には新しい恋が1番て、誰か言ってた。
目を閉じると、大和の柔らかくて、少し小さめの唇が触れる。
体の芯がジーンと熱くなるねが分かる。
「いいよ、大和なら・・」