ケータイ小説 野いちご

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フェンス~越えてはいけない境界線~

第七章 霧


階段を降りる時、自分でもわかるくらいに足が震えていた。


今野君も懐中電灯を持つ手がブルブル震えている。


そしてついに、3度目の地下に辿り着く。


「神谷、こん中ってこんなに寒かったかな?」


「いや、ここまで寒くなかったと思う…………。
7月でこの温度はありえんやろ……」

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