ケータイ小説 野いちご

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俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】

1st♡action
◇third

入学式を終えてから一カ月が経った。




特にこれといった変化もなく、楽しく学校生活を送っていた。




週に1、2回先生に頼まれる雑用を除けばの話だけど。




今日は雑用はないようで、放課後涼香ちゃんとカフェに行く約束をしていた。




早く授業終わらないかな~と思いながら、ぼーっと窓の外を眺める。




今日は暖かいし、いい天気だな~




そんな青空広がる窓の下で寝ている柊くんが視界の片隅に映っていた。




いつもは顔を窓のほうに向けて寝ているため、パーマのかかった後頭部しか見えていなかったが、今日は珍しく顔をこちらにして寝ているため、気持ちよさそうに眠る顔が見えていた。




…ほんと、顔だけは整ってるよね。




改めてそう思った。




顔だけだけどね。




柊くんを見ていてふと思った。




そういえば、なんで女嫌いなんだろう?

涼香ちゃんもその理由は知らないって言ってたっけ。

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