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梅雨も終わり、本格的な夏の暑さを迎えていた。




あの日、私がストーカーに襲われた日を境に、柊くんに対する見方が大きく変わった。




…ていうか、なんだか恥ずかしくてまともに会話が出来ないんだけど~!




だってだって私、柊くんにおんぶされてその上寝ちゃってたんだよ!?
う~信じられない…恥ずかしい…




それに私の家まで送ってくれたらしいんだけど、私その時寝ぼけてて全然覚えてないし…私が家までの道案内したらしいけど…




あ~もう!せっかく柊くんが話しかけてくれても変な態度とっちゃうし、普通の会話すらできないし…




やだやだっ
私ってばどうしちゃったんだろう。




柊くんのこと考えるともやもやするし…




だから、ついつい避けちゃってるんだよね…