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柊くんと喧嘩をしてから一週間が経った。




このじめじめとする天気も来週で終わりになるらしい。




あともう少しの辛抱だと自分に言い聞かせていた。




あれ以来、柊くんと話せてないなぁ。

先生からの雑用もないから話す機会もないし…




時が経つにつれ、どんどんと話しかけにくくなっていた。




挨拶でもしようと意気込むが、いざ本人を目の前にすると言葉が出なかった。




「はーあ。結局今日もダメだったか…」




ぽつりと呟きながら傘をさす。




涼香ちゃんは委員会の仕事で一緒に帰れないし、一人で帰るの寂しいなぁ~