「ここ、どこ?」
 何か、見たことがない所へ突っ立っていた。
 見たことない、闇。
 ここ、私が住んでいた所じゃない!
「あ!」
 少し先に明るいところが。あそこだけ、少し光っている。
「行こ!」
 私は走った。
 地面に足が着く感触が。感覚が無くなっている。
「!!!!!」