つらいこと痛いことは不平不満の理由には十分なれど、不幸とは直結しない。 できれば平穏に生きたいのも確かだが、そこでしか出会えない人や類稀な経験があるのならば、あえて自ら難しい道を選び幸せと成すこともできる。 今日も1日が終わってゆく。 その楽しさと淋しさ。 充実感と喪失感を胸に抱きながら……。