真夜中零時、隠れていた“影”は姿を見せる。



うっすらと残る記憶は、いつだって傷だらけ。



何度も溢れた涙は、こぼさないように堪えた。





◇◆ZONE.1◆◇





――そうやって、自分の心を壊してく。