私は中原葵17歳。
重い喘息と心臓病を持ちっている。
けど病院には行ってないよ。
そして世界NO,1の天才ドクター
普通は、高校2年生だけど高校には行ってないの。
私の毎日は、有栖川総合病院の小児科に行って入院している子供たちと遊ぶこと。
みんな毎日精一杯生きる。
そんなある日いつものようにみんなと遊んでいたら一人の女の子、夢美ちゃんが心臓を押さえて苦しみ出した。
心臓発作だ。
「ゆめちゃん大丈夫?」
「みんな誰か先生呼んで来て」
「うん」
「ゆめちゃん大丈夫だよ、先生来るからね」
「葵お姉ちゃん蓮先生呼んで来たよ」
「ありがとう」
「夢美ちゃん大丈夫?すぐに楽になるからね」
「心臓発作です。脈が弱いので、急いでください。」
「ああ。後で話聞かせて」
「わかりました」
数分後、みんなと遊んでいると蓮先生が来た。
「みんな少し蓮先生と話して来るね」
「さっきは、ありがとう。助かった」
「いえ。こちらこそ何も出来なくて」
「一つ聞いていいか?」
「はい」
「君は、どうしてそんなに医療に詳しいの?」
「それは、医者だからです」
「でも君は高校生だろなんで?」
「いっハアハアハアハア」
「どうした大丈夫か?」
私は、ポケットから薬を出し飲んだ。
5分くらいして落ち着いた。
「君は、病気を持っているのか?」
「ばれてしまいたね」
「病名は?」
「病名は言いません。ただ、これだけは教えます。私は重い喘息と心臓病を持っています」