ケータイ小説 野いちご

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悪魔くんとナイショで同居しています

01
悪魔の楽しませ方





なんなのその無茶振りは?

いきなりそんなことを言われても、アーラが楽しいと感じることなんて見当もつかない。



「暇つぶしにお前と遊んでやるっつってんの」

「……はぁ」



そんなこと言われても……。

悪魔って何をして遊ぶんだろう?



私は専らネットカフェに行って、四六時中漫画を読むことが楽しいんだけど。

アーラはきっと、それじゃあ楽しめないだろうな。



「どうした?さっさと行動に移せ。俺はトロい奴が一番嫌いなんだよ」

「はいぃっ!直ちに!」



とりあえず何かしなきゃ、そう思って外へ出たものの……。

どうしよう、今から何をしよう?



「まぁお前のようなつまらない人間が、無い頭で捻り出すプランなんてたかが知れてるだろうけどな」

「……精一杯頑張ります」



怖いなぁ……アーラのその氷のような冷えきった瞳。

ほんの少しでも粗相をしようものなら、息の根さえ止められそうだ。





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