ケータイ小説 野いちご

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ほんとずるい、【完】




無言。



基本的に私、松岡千晴と私の幼馴染の湊川るいが一緒に帰るときは無言であることが多い。




会話なんて1ラリーで終わってしまう。



幼馴染るいの性格は無口で無表情。




そのくせに無駄に顔が整ってて、無駄に身長が高くて、無駄に勉強ができて、無駄に運動まで出来るものだから、そこら辺の女のコがほったらかしにする訳もなく、モテモテ。




私とるいは幼稚園からの幼馴染で親同士だって中がいい。そんな私達ももう高校二年生。同じ高校に通っている。お互い帰宅部で私はコンビニで、るいはカフェでバイトしている。




バイト先もおしゃれで完璧な彼。




一方私は平凡で150cmという小ささに、長い黒髪。顔だってスタイルだって良くはない。平凡よりの地味な女のコだ。




私達は仲がいいわけでも悪いわけでもない。平々凡々な幼馴染という関係。時間が合えば時々一緒の帰るくらい。





そしてるいは





私の好きな人。

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