「イッテテテテ…
 
あぁ!ここどこだ?

まわり雲ばっかだぁ

俺、山なんか登った記憶ないんだけどなぁ…」

『おぅ、やっと気い付いたか!』

そこには、

背中に付いた小さな羽根をパタパタと羽ばたかせた、

手足の短い二頭身の物体がフワフワと宙に浮いている。


誰だこいつ、

変な格好しやがって…

『変な格好とはなんや!』

「えっお前俺の心の中が読めるのか?

ってゆうかお前だれだ?」

『うちか?うちは天使や!

見習いやけどな…』