ケータイ小説 野いちご

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いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。

*TWO*
ひどい人




「うわっ、可愛い……!!」



今日はデートの日。


あたしは迷った挙句、クリーム色のワンピースを選んだ。

胸元も割と開いてるし丈も膝上だからちょっと恥ずかしいけど、涼しげで今の季節にピッタリだと思ったから。


そして。

爽やかなスカイブルーが広がる空の下、待ち合わせ場所での律くんの第一声がさっきの。



「……っ、」



ストレートすぎる言葉に、胸がキュンと音を立てた。


見慣れないカールが肩の下で揺れる。

今日は毛先も巻いて、前髪もふんわりと横に流してみた。

少しだけ化粧もした


……あたしなりに頑張って、おしゃれしたんだ。



「やばい、ドキドキが止まんないんだけど」


「……律くん……」



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