ケータイ小説 野いちご

【完】そろそろ、俺を好きになれば?

♡Charter1
幼なじみと同居!?





【愛咲side】




「おい、アホ咲」



ムッ……。

この声はまた、アイツか.……!


朝から学校へと続く通い慣れた通学路をゆっくりと歩いていると、後ろから耳に届いた聞き慣れた声に少しイラッとする。



「何よ!!バカ斗!!」


そういって怒りをあらわにしながら振り向くとニヤリ、と口角を上げているアイツの姿があった。



「なっ…何よ!!」



そんなニヤニヤしてないで
さっさと用事を言え!この野郎!



「あっれ…?今日はアレ言わないわけ?」



ゲッ……。
完璧に言うタイミング逃したよね?

コイツ……タイミングが悪いんだよ!



「き、今日は言わないもん!!」



そうそう、毎日なんて言ってられない……!!

ていうか、毎日こんなやつの相手してあげてるあたしってめちゃくちゃ優しくない!?



「やっと、認めたんだな。自分がアホってこと」


「は…?」



いつ、どこで、どの発言で
あたしがアホって認めたの?

コイツの頭は狂っているのか?



「だって、アホ咲って
俺に言われても何も言わないじゃん」


なっなっ………!!!

コイツは本当に何から何まで腹が立つ!!



「あたしの名前はアホ咲じゃなーーーい!

あ、り、さ、ですからぁーー!!!!」



「おっ、やっと言いやがった。ハハッ」



これ…、もう何回言ったんだろう……。




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