中三の冬受験の真っ最中




「竜成・・・好き」




貴方は私を見たまま顔を歪め、

そして、嫌そうにして目を逸らした。
言うつもりはなかった、だって彼が女嫌いなのはわかっていたから


「・・・」



彼は無言のままだった、




返事ももちろんわかってる。





Noだ。



「ごめん。いきなりで、ちゃんと気持ちをぶつけて区切りをつけたかったんだ」



「そうか」