ケータイ小説 野いちご

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不透明ヒーロー

戸惑う恋心





翌朝、早起きをして晶ちゃんに教えてもらった通りにメイクを始める。

普段はしないアイラインやマスカラは、昨日薬局でヘアムースと一緒に購入したやつだ。


新しく購入したアイラインを袋から出して、ドキドキと胸を躍らせながらキャップを開ける。

やり慣れてないからぎこちないけれど、片目で鏡を確認しながらゆっくりと閉じた方の瞼にラインを引いていく。



「こ、こんな感じかな……?」

まだ練習が必要だけど、晶ちゃんから教えてもらったやり方や、疑問はネットで調べてなんとかメイクが終わった。

多分、初めてにしてはそこそこ上手くできたと思う。


えーっと、あとは髪の毛をコテで緩く巻こう。あ、あとヘアムースも忘れずにつけないと!


学校でオシャレでキラキラとして見える子たちは、毎朝こんな努力をしているんだなぁ。

私は今まで努力をせずに、キラキラとした子たちのことを羨ましいっていつも思っていた。






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