朝が来た。私が本当に嫌いなのはこの瞬間だ。何が辛くて朝の日差しに起こされなければならないんだろう。

『あぁ、ホントダルい』

私の朝はこの一言で始まる。

ぬくぬくの気持ちが良いベッドからはいずる様に出て来て、制服に着替える。

危ない、危ない。パーカーを忘れるとこだった。ギリギリセーフ。

『じゃあ…行ってくる…』

ママにそう言い家を出る。ドアを閉めるとき、ママの『日なたで寝ちゃだめだかんねー!!!』という声が聞こえた。

いや、マミー、今12月だよ。するわけないじゃん。他の季節ならあったけど…

うん、この話はやめよう。私の人格がバレル。

…もうバレてるって言った奴ちょっと出てこい。猫の餌にしてやる。

まぁ、私は心優しいからそんな事しないけどね。

正門の近くになると同じ制服を来た人が増えていく。人が多いのはニガテなんだけどな…。

下駄箱に靴を入れる。フゥー、疲れた。なにせ身長にあってない高さだからつま先をぴーんと伸ばさないと届かないんだよね。

マジでヒドイ。

4階の教室に階段を上って行く。4階に1年の教室設置したの誰だこんちくしょー。

ゼェゼェ言いながらやっとの思いで教室にたどり着く。

私、頑張ったよ、パトラッシ〇 バタッ

まぁ、倒れないけどね。

さぁ、今日もメンドウな1日が始まります。