私の住む街にはある言い伝えがあった。


それがかごめ歌を歌ってはいけない
歌うと神隠しに会う


というなんとも馬鹿げた言い伝えだ


小さな時から好奇心旺盛な私。
この話を聞いてやらずにはいられない



学校に行くといつものメンバーで集まった

美亜(みあ)、和葉(かずは)、立華(りっか)と私、斎藤紅羽(さいとう くれは)だ


美亜「くーれはっ!!あのさぁ。ちょっといいかなぁ?」

紅羽「いーよ。どしたの、」


和葉「あのさ、私達3人で話してたんだけど、かごめ歌を歌ってはいけないって言い伝えあんじゃん。あれ破ってみよーかなって…紅羽もどうかな?」


…なにそれ。楽しそうじゃん