ケータイ小説 野いちご

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シンデレラにはなれなくて。

Ⅷ.友達



今日は朝から憂鬱だった。


朝起きると倦怠感に襲われて仕方なくて。

学校こそ休んでしまおうとも考えたのだが、熱はなかったので体を引きずるように歩いてきた。

しかも今日はお弁当を持ってきてなくて、購買で何か買わなくてはならなかった。

ギリギリまで学校に行くのを渋っていたため、お弁当を作る時間がなかったからだ。


私は購買で買ったおにぎりが入っているビニール袋をぶら下げて廊下を歩く。

教室にもどるのも怠いし、空き教室でも見つけて食べようかと思っていた。

のだけど、

「お前、まだわかんないの?一昨日忠告したよね?」


またか。


「ホント、学習しないよね~。カーホちゃん」




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