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シンデレラにはなれなくて。

Ⅶ.新たな



あの日から二日が経った。


私の裏の顔があの四人にバレてしまったから、持ち前の影響力で全校に知れ渡ってしまうのではないかと内心穏やかではなかったが、そんなことは起こらなかった。

バラさないだけ、彼らには人並みの良心があったのかもしれない。


とはいえ、彼らと関わることはもうないわけで、それを確認することも出来ないままだろう。


別にどっちだっていい。


それに、仮に私の裏の顔が全校にバラされたとしても構わないとも思っている。というか、自分に言い聞かせている。

大学受験に必要なのはそう、学力なのだ。


学校の中で私がこういう人間だったら学校生活を送りやすくて、先生に気に入られたら推薦とか貰える確率が高まるかもしれないと思って本性を隠していただけだ。



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