ケータイ小説 野いちご

白雪姫の望むもの

偶然、必然、運命の違いは?
Retrouvailles





「おっ、水上ー」




美雨と肩を並べ廊下を歩いていた時だった。




名前を呼ばれ振り返ると、そこには少し気まずそうな顔をした担任がいた。




別に授業をサボっているのを見かけて怒っているわけではないらしい。
まあ隣にいる美雨は問題児だから、早々美雨を怒るなんて無駄なコトここの先生達はあまりしないけど。




担任が手に持っているのは何枚かのプリントだった。それが気まずそうにしている原因なのだろう。




⋯何となく、何となくだけど嫌な予感がする。




美雨はというと髪を指にくるくると巻き付け完全に他人顔。おいコラ私に丸投げする気だろ。




仕方なく「何ですか」と聞けば、用件を告げられる前にそのプリント達を押し付けられる。




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