ケータイ小説 野いちご

江戸のうどん屋で働き始めました

〈篠木美弥についての調査報告①〉

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時空の歪みに引き込まれ、姿を消したと思われる篠木美弥について、現時点での調査結果をまとめたいと思う。



篠木美弥

篠木家に引き取られる以前の名は佐藤美弥。歳は16歳の高校二年生。


名門、篠木家の元当主、篠木健治氏とは血縁関係がある。


しかし彼女の父親は健治氏と妾の間の子であり、健治氏の妻、真紀子氏からは酷い扱いを受けていた模様。

美弥もまた、真紀子氏からは冷遇されていたであろうことは想像できる。


彼女が健治氏に言われて通い出した高校は、かなり有名な中高一貫の私立校であるが、クラスメイトとは馴染めていなかった様子である(彼女のいとこの存在が関係?)



このような点から、美弥は自分の状況を良く思っていなかったのは確かだ。

条件は揃っており、彼女は時空の歪みによって別の時代に飛ばされた可能性は極めて高い。


情報を集め、飛ばされた時代が判明し次第、接触を試みようと思う。




報告者:キサラギ



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