朝、早く起きて洗面所に立つ。

「よしっ!」私は、長い髪の毛をポニーテールにする。

「翼、もう行くの?」
まだ、7時だ。

「うん!大会までに練習しないと、間に合わないから!」
私は、エナメルを肩にかけて、体育館に向かう。

「おせーよ。もっと早く来い。」体育館に行くと、もう大輔はいたんだ。

「もうやるよ!」
私は、無視してボールを手に持つ。

「まず、普通にリングに向かってボール打ってみろ。」
え?そんな事から?