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「「あ、龍人(君)!」」



呼ばれて私達に気づき、怒った顔で近づいてくる龍人。



ポカッ



急に腕を振り上げたと思ったら軽く頭を叩かれてしまった。



「いてっ」



「いったーい!」



「ったく、お前らな〜」



頭を押さえる私達の前で、腕を組んで仁王立ちする龍人。



でも、顔は怒っているんじゃなくて呆れているだけ。



かすかに心配していたことも伝わってくる。