「聞きたいこと山積みなんだけど、

まずー

音春ちゃんはどこから来たの?」

「え、えっと・・・

2017年です!」

「20・・・17年?」

白夜は一瞬目を見開いたが

その後はまた笑顔に戻る

(・・・笑顔がすてき。)

「ここはどこなんですか?

白夜さん。」


「俺にはさん付けと、

敬語は禁止!

俺のことは白夜でいいから。

わかったー?」

「は、はい!

じゃなくて、うん!」

「ハハッ!かわいーな。

音春ちゃん。」

「さっきの質問の答えはいけばわかるよ。」

「どこにいくの?

こわい・・・な。」

すると白夜は音春の頭を優しくぽんぽんして

ニコッとしながら

「俺が守ってあげるから!

大丈夫!」

そんな心強い白夜の言葉は

音春を一瞬で安心させた。