有希は柴田に14時30くらいに来たらいい。と教えられたが14時00分、30分も早く学校へ来ていた。

自分の教室に入り自分の机に座る。
有希はカバンの中から数学のテキストを取り出した。そして柴田が来るまで、数学の問題に取り掛かった。


しばらくして教室に近づいてくる足音がした。
そしてその足音の主は教室のドアを開けた。


やっぱり先生だ。