【さる るるる】


とても有名な絵本作家さん、五味太郎さんの絵本。


思えば、小さい頃から絵本とか本ばっかり読んでて記憶を辿るとーーー


きっとね、一番最初に読んだの五味太郎さんのだと思う。


原色でシリーズになってて三角帽みたいのを被った小人のようなのが出てきてた。


文字とかなかったんじゃないかな。


なんとなく、


いや、きっと五味太郎さんだと思う←確定な、笑。


本屋さんに行ってはねだってた。


伯母が高校の国語の教師をしていたんです。


何かと本を読みなさい、そればかり。


図書券、今は図書カードか、それをね、いつもくれるんですよ。


なので本に関しては欲しいと言えば直ぐに買ってもらえました。


そもそも、おもちゃとか欲しがらなかったし。リカちゃん人形とかも苦手だったし。


で、話それましたが…


桝田空気さんがこのエッセイに感想をくださったんです。


桝田空気さんと言えばホラー。


なのでミラ子は読みません(笑)


だけどそれ以外のは読みます。


この前も頭がゆるくなる作文集?だったかな。


タイトル曖昧ですいません。


笑いました。


空気さん。本屋さんです。


偉いさんらしいで、ここだけの話やけど、笑。


その空気さんが五味太郎さんのエッセイを勧めてくださったんです。


読みます。絶対に図書館で借りて読みます。←買えよ(ごめんなさい、本屋さんの空気さん、笑。)


で、そう言えば私、五味太郎さんのよく読んでたなぁって思い出して。


さて、漸く本題に入りますね。前置き長いな、笑。


さる るるる。


もう、字面で笑えるでしょ?


可愛くないですか?


るるるとか、普通、猿の後につけようとか思います?


もう最初から最後までさる・みるとか、さる・くるとか全部【る】で終わる文章にしてるんですよ。


シンプル イズ ベスト。


一分もかからないくらいで読める。


だけど、読み終えた後に残るものは一分以上。


可愛くて笑えてほっこりするような…。


絵も味わい深いですしね。


空気さんが言ってた。


絵本って考えさせることよりも感じさせることに重きを置いてる。


ほんとそうだと思います。


文章だけでは伝えきれない何か。


絵だからこそ、感じ取れる何か。


これね、結婚前に旦那さんにあげてます。


好きすぎて。ってこの絵本がね。


私が好きなものを知ってほしかったんですよね。


このクスって笑える面白さが好きっていう私を。


でもビミョーですよね。


いい大人の男の人に絵本って。


しかも、さる るるるって。


戸惑ってた、笑。


だけど、彼の実家には未だこの絵本があります。


私と同様、大事にしてるってことかな。


って事にしておきます、笑。