久しぶりのキスは

私の身体を刺激する。

お互いの口が離れ、
このまま、

きっと、
昨日寝たベッドに行くのかなとか

思っていた私に、
「皿落とすぞ。」

そう言って、成嶋は
そのままリビングに戻っていった。


1人残されたキッチンで、

私は、
そのままお皿を拭く。


「……」

何を言葉にすれば良いか分からない。


「どーした?」


ソファに座ってる成嶋の顔は見えない。
それでも、声が笑ってる。

お皿を拭き終わり、
成嶋の横に立つ。