ケータイ小説 野いちご

病気持ち少女とNo.1暴走族

文化祭と毒りんご







《お次は、2Aの白雪姫です》





文化祭の日。



喋りながら衣装のサイズ測ってたから
よく喋っていた蛍やクラスの数人の
衣装のサイズを間違えて作っちゃって
一昨日鈴翔のお兄さんに手伝ってもらいながら
作り直したな…。



…疲れた。





「…でね、リンゴにカミソリの針を
仕込もうと思ってて」



「ちょうどかじるところ?
いいね!」





…私に隠れてなに話してるんだか。

全部聞こえてるよ。





「…神谷さん、ちょっといい?」



「え?あ、うん」





蛍を連れて誰にも気づかれないよう、
カーテンに隠れて話した。

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