私が死んだら、

見つけてくれる人がいるかな。




悲しんでくれる人がいるかな。

泣いてくれる人はいるのかな。








そんな事を思いながら…薬を手にした。





必死に飲んだけど…

全て吐いて、体が受け付けてくれない。





苦しかった…悲しかった。




自分の身体なのに、自分の思い通りになれないこの感じが耐えられない。







『死にたい。』

『死なせて』







そう思ったのは確かだけど…それ以上の記憶はない。